子供の身長Q&A

子供の身長を伸ばすのに大事なこと4つをご紹介!

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子供の身長がなかなか伸びない!これは親の遺伝のせいなの??

子供の身長が伸びずに悩んでいる親御さんは多いと思います。小柄な子供の身長を何とか伸ばしたい!と思う反面、
「身長は親の遺伝で決まるんでしょう?」と中には諦めている人も多いそうです。

子供の成長、特に身長の高さには、確かに遺伝的要素は関係していることが医学的に証明されています。
一方で、生活環境の改善によって身長が伸びる可能性も明確になっており、諦めるのはまだ早いです!

この記事では、子供の身長が伸びる理由を元にして、背が高くなる方法を詳しくご紹介していきます。
私も実際に子供の生活に取り入れたことで、今では高身長になりました。ぜひ、子供の身長を伸ばしたいと願っている
親御さんの参考になればうれしいです。

身長が伸びるメカニズムとは?

「身長が伸びる」というと、体の中の骨が長くなるとイメージしている人も多いでしょう。しかし、実は骨自体は
伸びることはありません。特に、大人になって硬くなった骨は、それ以上長さが変わることはありません。よって
大人になってから身長が伸びなくなるのは、そういうことなんです。

身長が伸びるのは、骨と骨の間にある軟骨が成長するためです。この軟骨は骨端線と呼ばれています。生まれてから
成長期と呼ばれる時期を過ぎるまでは骨端線が骨と骨の間に存在し、徐々に成長していきます。ある程度成長すると、
骨端線は骨化して硬くなり、骨と同化します。こうなると成長はストップし、これ以上身長は伸びなくなってしまいます。

つまり、骨端線があるうちは、身長を伸ばすことが可能ですし、逆に骨端線が無くなってしまうとどんなに
努力してもそれ以上身長は伸びないということですね。

ちなみにこの骨端線ですが、男性だと17~18歳、女性は15~16歳頃には骨化が始まると言われています。
ですので、身長を高くすることができるチャンスの時期も、高校生くらいまでということなんですね。

子どもの身長が最も伸びる時期「成長期」はいつ?

そして、骨端線が成長する時期の中でも、特に成長が著しい時期があります。それは「成長期」と呼ばれる時期で、
男女とも3年間程あります。個人差はありますが、男の子は13~15歳頃、女の子は10~13歳頃が平均的な成長期です。

成長期には、身長以外にも身体全体の成長が大きく見られる時期です。また、女の子であれば初潮を迎えたり、胸が
大きくなるなど大人の身体へと変化していきます。男の子であれば変声期に入る頃です。心身共に大きな変化を伴う
時期と言えるでしょう。

この時期は、精神的にも大人に向かっていくため、「反抗期」と呼ばれる時期にも入っていきます。そうすると子供が
自分の殻に閉じこもり、会話が減ってしまうという家庭も多く見られます。接するのが難しい時期には入ってしまいますが、
なるべく子供と近い距離で会話を重ね、心身ともに成長のサポートを親がしていけたらいいですよね。

実は、成長期の前に身長の伸びは決まる!?

そして、実は子供の身長を人よりも高くしたい、と考えているのであれば、成長期に入る前がとっても重要なんです。

というのも、成長期に入ってからの身長の伸びは、個人差があまりありません。どんな体系の子でも、比較的同じくらい
身長は伸びます。ですので、その前に差をつけておくことがその後の成長に大きく関わってくるんです。

そして、身長の伸びと大きく関わるのが「第二次性徴」です。第二次性徴は、男の子であれば変声期の初め、女の子は
初潮が最も特徴的です。この第二次性徴は個人差が大きく、特に小さい頃に肥満気味にある子どもが早く迎える傾向に
あります。

身長が伸びる時期は体脂肪が少ない傾向になりますが、身長の伸びが緩やかになると体脂肪率があがり、その結果
第二次性徴が起こるようになります。つまり、体脂肪が増える=身長の伸びが緩やかになるということなんですね。

そして、第二次性徴が早く起こる理由のひとつに、体脂肪が多いことが関連しています。つまり、小さい頃から
体脂肪が多い子どもは、第二次性徴が早くなってしまう可能性が高く、その結果身長が伸びなくなるのが早くなる
傾向にあるんです。

小さい頃ぽっちゃりしていて大柄であっても、体脂肪が多いということであればその後の身長の伸びは実は期待できません。
なので、小さい頃からあまり体脂肪を多くしないことが、実は身長を伸ばす上でとても大事なんですね。

ついつい、子供の頃は大きく育ってほしいと願って必要以上に食事を与えたりカロリーを高くしてしまうことが
あるかもしれません。しかし、大きければいいということでもないということなんですね。

幼稚園や小学生低学年の時期には、これからの成長期を見据えてなるべく肥満傾向にしないように
親御さんが意識しておくことも、身長を伸ばすのに大事なことかもしれません。

子どもの成長に欠かせない「成長ホルモン」

さて、身長の伸びは即ち「骨端線の成長」であるとお伝えしました。この骨端線の成長を促すのに重要なのが、
ずばり「成長ホルモン」です。

成長ホルモンは、脳からの指令を受け下垂体で分泌されるホルモンです。成長ホルモンは、その名の通り筋肉や脂肪、
臓器に働きかけて骨や筋肉を発達させる役割があります。また、成長ホルモンには体内の代謝を促進する役割もあり、
成長期を過ぎた大人の体内でもとても重要な役割を果たしているんです。

成長期の子どもの体内では、成長ホルモンの分泌量が増えることで、骨端線の成長が促進されます。その結果、
身長の伸びが大きくなり、背が高い子供になります。つまり、身長を伸ばしたいのであれば、成長ホルモンの分泌量を
増やすことが重要なんですね。

身長にまつわる噂の数々。これ本当なの?

身長が伸びるメカニズムはご理解いただけたと思います。「骨端線があるうちに」「成長ホルモンの量を増やす」ことが
重要ということですよね。

では、それを踏まえて、「身長を高くするために良い」と言われている、以下のような様々な噂を検証してみたいと思います。

・牛乳を沢山飲むと身長が高くなる
・身長は親の遺伝で決まってしまう
・ぶら下がりは身長を伸ばすことができる運動
・寝る子は育つ
・バスケットボールやバレーボールをすると身長が伸びる

本当に、これらの噂は実践したら身長が伸びるんでしょうか?それとも、身長は親の遺伝なのでしょうか?

牛乳を沢山飲むと背が伸びる?

「身長を高くするには、牛乳を沢山飲むとよい」。そう思っている人は少なくありません。特に、背を伸ばしたいからと
言って毎日何リットルも牛乳を飲み続ける人もいるようです。

しかし、実は牛乳だけでは身長は一気に伸びません。なぜなら、牛乳に多く含まれるカルシウムは骨を「強く太くする」
栄養素であり、骨端線の成長を促す働きはないからです

逆に、カルシウムを多く摂取すると身長が伸び悩んでしまうことがあります。というのも、カルシウムはたんぱく質から成る
骨端線を石灰化し骨化を促進してしまう点があります。また、牛乳を大量に摂取することでお腹がいっぱいになり、他の栄養を
含む食事を十分量取れなくなってしまうこともあるんですね。

牛乳は、たくさん飲んでも身長の伸びに影響しません。むしろ、適当な量を飲むことが大事だと言えます。小学生の場合は、
牛乳は1日500ml程度の摂取で十分です。牛乳はカロリーも高めです。飲み過ぎないようにしましょうね。

身長は親の遺伝で決まってしまう?

子供の身長は、親の遺伝で決まってしまうと言われています。これは事実です。背の高い両親の子どもは大きくなり、
背の小さい両親の子どもは小さくなる傾向があると言われています。しかし、身長は100%遺伝だけで決まると
いうわけではありません。

実は、身長に遺伝が関わっているのは、たった20%程度と言われています。そして、残りの80%は、生活環境に
よるものと言われています。

ですので、「両親の身長が低いから、自分も身長は伸びないかも・・・」と悩んでいる人は諦める必要はありませんよ。
生活環境を改善することで、身長が伸びるようになるかもしれません!

鉄棒にぶら下がると身長は高くなる?

鉄棒にぶら下がることで、なんだか身長が伸びそうな気になりますよね。実際に、「ぶら下がり健康法」と呼ばれる
健康法もあり、器具なんかも昔から売られています。
しかし、実は科学的な根拠は一切なく、身長が伸びたと感じるのも錯覚でしかないそうです。

鉄棒にぶら下がると、自分の体重で身体が下に引っ張られます。これにより、確かに筋肉は伸びます。しかし、骨が
伸びることは一切ありません。また、ぶら下がりには骨端線の成長を促進する効果はないので、身長は伸びないんです。

しかし、ぶら下がりが全く身体によくないというわけでもありません。鉄棒にぶら下がることで姿勢が良くなり、
ストレッチ効果もあります。
身長を伸ばす目的で鉄棒にぶら下がるのは意味がないですが、健康のために取り入れてもいいかもしれませんね。

「寝る子は育つ」は本当なの?

身長が高い子供の多くは、「よく寝ていた」というデータもあるくらい、これは本当のことです!そして、科学的にも
根拠があるのが、この「寝る子は育つ」です。

成長ホルモンは、特に睡眠中や体内の代謝が上がっている運動中に分泌量が増えると言われています。特に睡眠時は
分泌量が増え、眠りについてから3時間の間に大量分泌されます。逆に、3時間を過ぎて後半になると、あまり分泌量が
増えないのが特徴です。

つまり、しっかりと睡眠時間を確保している子供は、体内で分泌される成長ホルモンの量も多くなり、結果的に身長が
しっかりと伸びているというわけなんですね。逆に、小さい頃から夜更かしをしたり、眠りが浅く充分に眠れていない
子どもは、低身長になってしまう傾向にあります。

一般的に、幼稚園~小学生までは10時間程度、中高生だと9時間程度の睡眠が推奨されています。これくらい寝ることで、
深い睡眠がきちんととれ、成長ホルモンの分泌も促進されるということです。成長ホルモンは、身長を伸ばすだけではなく、
成長期の身体の土台を作る重要なホルモンです。しっかりと睡眠を取ることは、身体の基礎を作るのにとても大事なんですね。

また、冒頭でもお伝えした通り、成長ホルモンは睡眠開始から3時間を超えると分泌量があまり増えません。ですので、
睡眠が大事だからと言ってダラダラと長時間寝るのは意味がありません。むしろ、活動時間が減り運動量の低下に
つながってしまいます。夜は早めに就寝し、朝スッキリ早起きする生活がおススメですよ。

バスケットボールやバレーボールは背を伸ばすのに効果的な運動

身長を伸ばすための成長ホルモンの量を増やすのに、適度な運動はとても効果的だと言われています。特に、骨端線の
成長を促すのに、膝関節に適度な負荷をかける運動がおススメです。

バスケットボールやバレーボールは、ジャンプやドリブルなどで適度に膝に負荷がかかります。そのため、続けている
ことで身長が伸びやすい傾向にあるスポーツなんですね。バスケットボールやバレーボールの選手の多くが高身長なのは、
こうした理由もあるんですね。他にも、縄跳びや軽いランニングも身長の伸びに繋がるおススメのスポーツです。

一方で、過度に膝に負担をかける激しい運動や、長時間ストイックに運動をし続けることはお勧めできません。
膝に負荷をかけすぎることで、逆に身長が伸びにくくなってしまいます。何事も適度に、身体が程よく疲れる
程度にしておくのが大事ですね。

効果的に身長を伸ばす方法とは

では、「身長を伸ばす」ためには、具体的にはどのようにすれば効果的なのでしょうか?
ここでは、おススメの方法をご紹介していきますね。

バランスの良い食事を心がける

身長だけではなく、身体全体が大きく成長していく子供の成長期。その体の元になるのは、何といっても「食事」ですよね。
3食の食事をバランスよくしっかりと食べ、栄養をたっぷり取ることが大事だというのは言わなくても分かっていると思います。

特に、最近の子供は朝ごはんを食べない子供も多いそうで、小学生で8人に1人、中学生で5人に1人の割合で朝食を
抜いていることが分かっています。

朝食は、寝ている間に消費したエネルギーを補い、一日の活力となる重要な栄養補給のタイミングです。特に、脳の活動を
支えるブドウ糖は寝ている間に消費されているので、朝は当分が足りない状態です。朝ご飯をしっかりと取ることで、
脳が活性化されすっきりとしますし、活発に動くこともできます。身長の伸びだけにこだわらず、朝食はしっかりと取る習慣をつけましょうね。

そして、3食バランスよく色んな食材を取り入れることも、身長を高くする上でとても重要です。しかし、どのような
食事が「バランスの良い」食事なのでしょうか?そして、身長を伸ばすのに効果的な栄養素とはどんなものがあるか、
ご紹介していきますね。

「身長が高くなる」食べ物とは?

カルシウムとマグネシウム

先ほどもお伝えした通り、身長の伸びにカルシウムだけ摂っていても意味がありません。カルシウムは骨を太く丈夫にする
栄養素です。適度に取ることが重要です。

また、実はカルシウムは体内での吸収率が非常に悪く、必要量食べ物から摂取しようとすると大量の乳製品を摂取する
必要があるんです。そんなカルシウムの吸収率を上げ骨に定着させるのに必要な栄養素が「マグネシウム」です。

マグネシウムはカルシウムと一緒に骨をたくましくするだけではなく、緊張を和らげ精神を落ち着ける効果もある栄養素で、
欠かすことのできない栄養素です。

マグネシウムは、海藻類やナッツ類に多く含まれる栄養素です。昔の日本人が多く好んだ海苔やヒジキ、わかめなどは、
最近あまり摂取しない子供も増えているそうです。そのため、カルシウムをせっかく大量に摂ってもマグネシウムが
不足してしまっているようです。

ぜひ、身長を高くするのにカルシウムだけを大量に摂るのではなく、カルシウムとマグネシウムをセットにバランス
よく摂るように心がけてくださいね。

たんぱく質

身長を伸ばすのに重要な骨端線は、たんぱく質でできています。つまり、たんぱく質が骨を伸ばし身長を伸ばす
とても重要な栄養素だと言えます。成長期の子供にとって、たんぱく質は欠かせない栄養素なんですね。

たんぱく質は、肉や魚で摂取する人が多いでしょう。しかし、肉類にはたんぱく質と合わせて、飽和脂肪酸が多く含まれています。
飽和脂肪酸の摂り過ぎは肥満に繋がり、身長の伸びを阻害してしまうことになりますので注意が必要です。

たんぱく質は、肉類以外にも魚や大豆製品にも多く含まれていますので、魚類や豆類、豆腐などバランスよく様々な製品を
組み合わせて食べていく事が大事ですね。

たんぱく質は、摂りすぎると肥満になるだけではなく、カルシウム不足に繋がることもありますので、注意が必要です。
特に、動物性のたんぱく質を摂りすぎるとカルシウムが不足してしまいますので、植物性のたんぱく質も意識して
取り入れましょうね。

ビタミンD

身長を伸ばす栄養素、たんぱく質やカルシウム、マグネシウムと合わせて積極的に摂ることをおススメしたいのが
「ビタミンD」です。ビタミンDは、カルシウムの体内での吸収率を上げてくれる重要な栄養素です。ビタミンDは、
キノコ類や青魚に多く含まれています。

特に青魚は身長を高くしたい子どもにはおススメの食材です。なぜなら、青魚はたんぱく質も豊富ですし、肥満への影響が
少ない脂が中心に含まれています。また、子供の脳や目に良いと言われているDHAや、血液をサラサラにするEPAも豊富に
含まれていますので、成長期にはピッタリの食材です。ぜひ、季節の魚などを上手に食卓に取り入れていきたいですね。

また、ビタミンDは食事で摂取する以外にも、体内で作ることができる栄養素です。特に、太陽光を浴びると合成される
成分です。ですので、適度に日光に当たることも、子供にとってはとても大事なことなんです。

最近では、子供の日焼けが気になるということで、小さい頃から日焼け対策をしっかりしている親御さんも多いですが、
過剰に気にし過ぎるのも良くありませんよ。

亜鉛

大人の「亜鉛サプリ」は有名ですが、子供の成長にはあまり耳にしない栄養素かもしれません。しかし、成長期の
子供にはとても重要な栄養素です。

亜鉛は成長に欠かせないミネラルで、骨の形成に直接かかわる栄養素です。また、体内で消化や吸収に関わる酵素を作り、
促進する役割もあります。亜鉛が不足すると、傷が治り肉語り、口内炎や皮膚炎を引き起こすこともある栄養素です。

しかし、重要な栄養素である亜鉛は、子供の体内で作ることができません。そのため、食事などで足りない分を補う
必要があるんです。亜鉛はレバーや肉、牡蠣に特に多く含まれています。お肉だと、牛や豚、特にモモの部位に多く
含まれていますので、意識して摂るといいでしょう。

亜鉛は、食事で基本的には摂取できると言われていますが、あまり肉類を食べない子供や傷の治りが遅いなど不足が
気になる場合は、サプリメントなどを取り入れて上手に補うのもおススメです。

アルギニン

身長を高くしたい子供にとって、とても重要な栄養素が「アルギニン」というアミノ酸です。

アミノ酸は、食事から摂取したたんぱく質が体内で分解されることで吸収される栄養素です。20種類以上あるアミノ酸のうち、
体内で作ることができないアミノ酸は「必須アミノ酸」と言われ、食品などから摂る必要があります。

アルギニンは、この必須アミノ酸の一種で、特に成長ホルモンの合成と分泌の促進に大きく関わっています。そのため、
身長を高くしたい子供は特に、アルギニンをしっかりと摂取し成長ホルモンの分泌量を多くすることが重要なんですね。

アルギニンを多く含む食材は、実は多くあります。
一番のおススメは、魚介類です。マグロやエビに特に豊富で、子供も食べやすい食材が多いので、食卓に取り入れやすいの
ではないでしょうか。

また、鰹節やしらす干しにも多く、生食以外にも焼いても煮てもアルギニンは減りにくいので、とっても使い勝手のよい食材です。
その他牛肉、鶏肉やクルミや大豆製品にも入っています。たんぱく質など他の栄養素も豊富なのもありがたいですよね。

ただし、注意点もあります。アルギニンを多く含む食材は、カロリーも高く、過剰な摂取は肥満へとつながる恐れもあります。
これでは身長の伸びが期待できません。何事もバランスよく、適度に取り入れるようにしてくださいね。

成長期に摂り過ぎは良くない栄養素

食事で栄養素をしっかりと取ることが重要だという反面、子供の成長期に摂りすぎに注意したい食品もあります。

最も注意したいのが、リン酸です。リン酸は、過剰に摂ってしまうと血中の成分バランスが崩れ、体内のカルシウムが血中に
溶けだしてしまうことがあります。これではせっかく取ったカルシウムが吸収されず、意味がありません。

リン酸は、清涼飲料水やインスタント食品、スナック菓子に多く含まれています。子供の成長のためにも、これらの加工食品は
摂りすぎないように注意しましょうね。

睡眠時間の確保と質の良い眠り

先ほど、「寝る子は育つ」というほど睡眠が身長の伸びに関わっているとお伝えしました。
特に、身長を高くする睡眠には「質の良い睡眠」を取ることが重要なんです。

睡眠には、大きく分けて「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があるのをご存知でしょうか?レム睡眠はいわゆる「浅い睡眠」の
ことで、この時間帯に夢を見ることが多いです。一方、ノンレム睡眠は「深い睡眠」で、実はこのノンレム睡眠の間に最も
成長ホルモンが分泌されるんです。

ノンレム睡眠の睡眠の深さには段階がありますが、最も眠りが深くなる「眠り初めてから23時間くらい」に一番多く
成長ホルモンが分泌されると言われています。つまり、眠り始めてから3時間は深い眠りにつき、ぐっすりと寝ていることが、
身長の伸びに繋がる大事なことなんですね。

つい夜更かししてゲームやスマホに夢中になり、布団に入ってもなかなか眠れないという子供もいるかもしれません。
直前まで食事をしていて、お腹が満腹であまり寝付けない、という場合や、電気がついた部屋で寝ていて浅い眠りになってしまう、
ということもあるでしょう。

これらは、せっかくのノンレム睡眠の時間に浅い眠りになってしまうことで、成長ホルモンの分泌量が減ってしまう良くない例です。
ですので、眠る前には食事は避け、少なくとも寝る前2時間には食事を済ませておきましょう。

また、入浴も温度が高いと交感神経が活発になって目が覚めてしまいますので、1時間前までには済ませるか、
ぬるめのお湯でゆっくりつかるとよいかと思います。

寝る前のテレビやゲーム、スマホも子供には特におススメできません。特にスマホは、ブルーライトが神経を
興奮させてしまいますので、眠りの質を下げてしまいます。

これらの事は、子供の成長だけではなく、大人の睡眠の質を上げるのにも重要ですよね。
ぜひ、ぐっすりと深く眠れる環境を整えて、リラックスした質の良い睡眠を取るようにしてくださいね。

また、子供特有の注意点としては、前日の寝不足の影響で昼寝を長くしてしまうことで、夜寝れなくなって
しまうことがあります。疲れて寝てしまう場合は、長くても1時間程度にとどめておくといいかもしれません。

成長期の子供にとって、「寝る」ことはとても重要です。ぜひ、子供が快適に良い眠りをできるように、周囲の
大人がサポートしてあげたいですよね!

適度な運動

身体の成長を促すのに、運動をすることはとっても重要です。特に、身長を伸ばすためには、身体を支える骨や筋肉に
刺激を与えることが大事です。骨の関節に刺激を与えることで、成長ホルモンの分泌量が増えると言われています。

身長の伸びが期待できる運動としては、骨端線に刺激を与えやすいバスケットボールやバレーボール、縄跳びが挙げられます。
また、全身を使うことで適度に刺激があり、疲労感にもつながる水泳も成長期におススメの運動ですね。

外でしっかりと身体を動かし運動することは、身長の伸びだけではなく身体全体を鍛え強くするのにとても役立ちます。
また、身体を動かすことで疲れ、お腹もすきます。なので、ご飯もしっかりと食べ、ぐっすり夜眠るのに繋がります。

成長サプリメントを取り入れると、より効果的

子供の身長を伸ばすのに、親からの遺伝以外の外的要因「食事」「睡眠」「運動」の3つがとても重要だということは、
理解いただけたと思います。この中の1つだけがしっかりとできていても、他が足りないと結果的に成長ホルモンの分泌を
促進できずに、成長につながりません。また、どれかが過度になっても、効果はありません。

重要なのは、バランスよく生活環境を整える事です。日中はしっかりと身体を動かし、食事は3食しっかりと食べ、夜は
規則正しく夜更かしせずに寝る。このサイクルを続けることで、自然に身体は鍛えられ、身長の伸びも期待できるということです。

しかし、実際に毎日きっちりと規則正しく生活を送るのが難しいという場合もあるかもしれません。特に、食事面は、
毎日完璧に準備をするのも大変ですし、子供の好き嫌いなどで思うように栄養分が取れないことが気になることも
あるでしょう。

そんな時に、活用したいのが「成長サプリメント」です。子供の成長期に適した成長サプリメントは、特に不足しやすい栄養分を
多く含んだ栄養食品が多く、子供が手軽に飲めるフレーバーのものも多くあります。中にはおやつ感覚で1日1回取れる
ものもありますので、栄養が足りないかも?というお子さんにはおススメかもしれません。

重要なのは、成長サプリメントはあくまでも「サポート食品」だということです。食事で補いきれない栄養素を
補足するためにあるので、サプリメントだけ摂っていても成長にはつながりません。バランスの良い生活を送る中で、
上手に成長サプリメントも取り入れてみてください。

色々試したけど身長が伸びない・・・これは病気?

健康的な生活を送り、サプリメントも使っているけれど、身長の伸びが少ない・・・ということもあるかもしれません。
特に、生まれた時から小さくて成長が気になるという場合は、もしかすると原因は体質や病気かもしれません。

子供の成長を促す成長ホルモンが不足していることによる低身長や、甲状腺ホルモンの不足が原因の場合もあります。
この場合は、ホルモン治療により治療することができますので、早めに医師に相談することが重要です。

また、低体重で出生し、その後も成長がゆっくりの子供の場合はSGA性低身長症と呼ばれる症状の可能性もあります。
また、骨の異常や、内臓の病気の可能性もあります。

自分の子供が成長障害かもしれない?と思ったら、早めに専門の医療機関に相談し、診察を受けることが重要です。
「いつか大きくなるかも?」と前向きに考えることはとても大事ですが、楽観視し過ぎず、少しでも不安があれば
早めの相談がおススメです。

もちろん、子供の身長の成長には個人差があります。成長期にも個人差があるため、一概に身長が伸びるとは言えません。
しかし、身長の伸び以外にも気になることがあれば、一度医師に診てもらうのが良いかもしれません。

子供の成長がゆっくりだと、焦って不安になるでしょう。そんな時こそ、専門科にしっかりとしたアドバイスや的確な
治療法を提示してもらうことで、不安も拭えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
子供の身長は、遺伝的な要素以外にも外的要因の改善によって、伸ばすことが大いに可能です。特に、成長期を迎える前、
小学生低学年の時期から早めに対策を取ることで、将来高身長になる可能性が高いです。

ぜひ身長を伸ばすなんて無理だと諦めないで、「バランスよい食事」「質の良い睡眠」「適度な運動」を意識しながら、
成長サプリメントの力も借りて子供の成長をサポートしていってくださいね。

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